本日の題材ワインはスパークリングワインです。
本日も題材ワインをもとに、
意外と知っているようで知らない、
①「日本ワインと国産ワイン」の違いについて
②ワインの基礎知識、
意外と知らないワインの定義!
ワインとは? 赤ワインと白ワイン?
とはについて分かりやすく説明していきます。
〜本日の題材ワイン🍷は〜
アルプスワイン
信州産の巨峰🍇で作られた
「信州巨峰スパークリング」🍇
暑くなってきて、
「スパークリングワイン」が美味しい季節になってきました。
やや甘口で低アルコールタイプ。
とてもフルーティーで香りが良く、飲みやすかったです😋😋
〜❗️本日の豆知識❗️〜
①日本ワインと国産ワインの違いは?
このスパークリングリングワインは
「日本ワイン」の表示がされています。
ところで、
「日本ワイン」と「国産ワイン」の違いって
ご存知ですか?
結論から言うと、
「日本ワイン」:
国産ブドウ100%を使用して国内製造されたワイン。
「国産ワイン」:
海外から輸入したブドウや濃縮果汁を使用して国内で製造されたワイン。
つまり、
輸入ぶどう🍇や輸入果汁を使っても日本国内で製造すれば国産ワインになるって言うこと‼️
実は、意外と知られていません。
私もつい最近知りました💦💦
世界には、
「ワイン法」という、ワインを明確に区別するルールがありますが、日本にはそれがありません。
以前の日本には、
「日本ワイン」の明確な定義がなく、
「国産ワイン」として販売されるワインについての、業界の自主基準を使用していました。
そのため、「日本ワイン」として販売されている商品に、海外から輸入したブドウや濃縮果汁を含んでいるものがありましたので、
「消費者が二つのワインを見分けづらい」という理由から、明確な基準を設けることになりました。
国税庁がこの表示ルールを策定したのが、2015年10月。
この法律が完全に施行されたのは、そこから3年後の2018年10月から。
つい最近の事なんですね👍👍
「日本ワイン」の定義と同時に、
産地名、ブドウ品種、収穫年に関してもルールが設けられました。
産地に関しては、
「地域で育てたブドウを85%以上使用した場合に限り」産地名をラベル表示できるようになりました。
②ワインの基礎知識
日本ワインと国産ワインの違いが分かったところで、改めてワインの基礎知識について触れたいと思います。
意外と知らないワインの定義!
・ワインとは?
ワイン(仏: vin、英: wine、伊: vino、独: Wein)とは、
「主としてブドウの果汁を発酵させたアルコール飲料」の事。葡萄酒、ぶどう酒(ぶどうしゅ)とも。
通常、単に「ワイン」と呼ばれる場合には、ほかの果汁を主原料とするものは含まれません。
日本の酒税法では「果実酒」に分類されています。
よく耳にする「醸造酒」、「蒸留酒」のうちの「醸造酒」に分類されます。
ちなみに、ワインを蒸溜して出来るお酒が「ブランデー」です。
アルコールは原料に含まれる糖分が酵母の働きによってアルコールと炭酸ガスに分解されることで生まれます。
元々糖分を含んでいない「穀物」をそのまま置いておいても、決してお酒になる事はありませんが、
「ぶどう」は元々糖分を含んでいるので、潰して置いておくだけでも、条件が整えば自然に発酵してワインになります。
(ちなみに日本では個人でぶどうを醸造してワインにしたものを消費する事は法律で禁じられています)。
つまり、
ワインは「ぶどう」そのものがお酒に変化した自然なお酒です👍👍
それゆえ、原料であるぶどうの出来・不出来が大変重要になってきます。
モモやリンゴ、サクランボなど、ブドウ以外の果実を原料に、ワインと同様の製法で作られた醸造酒もワインに含まれます。
これらは「フルーツワイン」などと呼ばれ、ブドウを原料とした場合のみ、単に「ワイン」と呼ばれることで区別されています。
・赤ワインと白ワイン
赤ワインと白ワインで決定的に違うところが2点。
1点目は外見。
赤ワインは赤色、白ワインは薄い黄色(白ではないのですね)
2点目は味わい。
赤ワインが渋さ(タンニン)を持つのに対し、白ワインには渋さがありません。
その違いは造り方の違いから出てきます。
赤ワインと白ワインの製法上の大きな違いは
一点だけ。
それは「ぶどうをいつ搾るか」という点です。
白ワインは
ぶどうを搾って果汁にして、それを発酵させてワインにします。
赤ワインは
最初はぶどうを潰すだけで、果汁と一緒に皮も種も発酵してワインにします。ぶどうの色素はご存知の通り皮に含まれます(皮の黒いぶどうも果肉の色は黄緑色ですね)。
そしてぶどうの渋さ(タンニン)は種に含まれます。つまり、赤ワインは皮と種を果汁と一緒に発酵する事で、液中に色素とタンニンが溶け出して、あの赤い色と味になっています。