本日もワイン🍷の記事です
本日の題材ワインをもとに、ワイナリー紹介「コノスル」に加え、❗️本日の豆知識❗️でワイン用語について解説していきます。
この記事の目次
本日の題材ワインについて
〜本日の題材ワイン🍷は〜
チリ産🇨🇱のピノノワールを使用したオーガニックワインです👍👍
透明感のある、明るいチェリーレッド。イチゴやチェリージャムの果実香と新鮮で澄んだプラムを思わせる果実味があります。
適度な酸味とタンニン(渋み)があり、優しい味わいのワインです🍷
自転車🚲のデザインが「コノスル」の特徴です!
タイプ: 赤フルボディ/辛口
品種 :ピノ・ノワール100%
度数 :13.5%
スクリューキャップ
‼️本日の豆知識‼️
「コノスル」とは?
コノスルは「美味しくて安い」チリ🇨🇱を代表するブランド‼️
1993年設立という新しいワイナリーながら、「伝統もヴィンテージボトルもない。あるのは高品質なワインのみ」というアグレッシブなコピーの元、瞬く間に世界中に輸出を拡大しました。
スローガンどおり高品質なワインを造り、驚くほどの安い価格がすぐに評判になりました。数多くのワインコンクールで賞を受賞するなど、今や「チリ第2位のワイン輸出量」を誇ります✨✨
ちなみに「コノスル(cono sur)」の意味は
「南向きの円錐(えんすい)」で、チリが位置する南米大陸の形を表します👍👍
「コノスル」のラベルの自転車🚲は?
コノスルのラベルに描かれた自転車は、毎日畑へとペダルをこいでいく農夫達👨🌾のシンボル。👍👍
彼らの献身的な畑仕事への尊敬の念を込めて、コノスルのラベルには彼らを象徴する自転車🚲が描かれています。
ラべルの自転車は、コノスルの葡萄作りの基本である「自然のサイクルを尊重する」というコンセプトも表わしているとの事。
「知らなかった💦💦」
人気のぶどう🍇品種ピノノワールとは?
ピノ・ノワール (Pinot noir) (フランス語: [pino nwaʁ]) は、フランス、ブルゴーニュ地方が原産の赤ワイン用ブドウ品種です。
その魅力は、繊細な口当たりと華やかな香りにあり、エレガントなワインを生み出すこと。
名称の由来はフランス語のマツ (pin) と黒 (noir) であるとされ、名称に「マツ」が含まれるのは、このブドウの果房が密着粒で松かさのような形状をしているからだそうです。
気まぐれといわれるほど繊細で栽培が難しく、他の品種とブレンドして造られることがほとんどないのが特徴です。
かつては「ブルゴーニュ以外では栽培できない」と言われていましたが、近年ではアメリカ・カリフォルニアやニュージーランドでの成功をきっかけに、世界中で栽培される国際品種の一つとなりました。
「新世界」: ニューワールドってなぁに?
チリ🇨🇱を始め
ワイン生産の歴史が新しい生産国が
「新世界(ニューワールド)」と呼ばれています。
新世界のワイン産地国は、アメリカ、チリ、オーストラリア、ニュージーランド、アルゼンチン、南アフリカ、カナダ、そして日本🇯🇵があります。
えっ!
「日本🇯🇵も新世界に分類されるんだ」
知らなかった💦💦
新世界に対してワインの歴史が古い生産国は「旧世界(オールドワールド)」と呼ばれています。旧世界として分類される産地国はフランス、イタリア、スペイン、ドイツなど。
新世界ワインには、旧世界のワインと比べて価格が比較的安いものが多いという特長があります。
また、果実味が豊かで香りや味わいがしっかりしているワインが多いこと、そしてアルコール度数がやや高めということも新世界ワインの特長となっています
。
2015年には初めてチリ産のワインの輸入量がフランスのワインの輸入量を抜いて日本国内市場トップになりました。
2015年以降もチリ産のワインが輸入量でトップをキープしています。
今や「安くて美味しい」チリワインは日本に欠かせない存在です👍👍
チリワインが安くて美味しい理由❓
一つ前のブログ(6月13日の記事)でチリワイン🇨🇱🍷は「2015年以来輸入量はフランスを超えて、今や日本に欠かせない存在」と解説をしましたが、
今回は、なぜチリワイン🇨🇱が安くて美味しいのか❓簡単に解説させていただきます。
1.チリはブドウ栽培に適した自然環境だから
↓
チリの自然環境と気候条件が良質なブドウの収穫に関係しています。
チリにはアンデス山脈があり、標高が高いため昼と夜の寒暖差が激しく、果実味が凝縮されたブドウに育ちます。
また、より高地ともなると、土地が痩せていて水はけが良いため、風味豊かな品質の良いぶどう🍇が収穫出来ると言われています。
ヨーロッパよりも雨が少なく乾燥していますが、アンデス山脈の雪解け水が豊かな恵みを与えます。
また、ヨーロッパに比べて日照量が多く、太陽の光を十分浴びることにより、果実に含まれるポリフェノールが高くなります。
2.「チリ→日本」の輸入にかかる関税がない
↓
日本とチリはEPA(経済連携協定)を結んでいるため、他国のワインと比べると輸入でかかる関税が安く済みます。
本来のワインの関税15%に対して、チリワインは段階的に関税が引き下げられていて、2017年4月には3.5%→2.3%となり、2019年には関税がゼロになりました。
輸入コストが抑えられる分、価格も当然安くなります👍👍
2007年9月、日本・チリ経済連携協定(EPA)が発効され、物品の貿易に関して段階的に関税率が引き下げられました。関税率は項目ごとに異なりますが、ワインの場合は、発効後13年目から関税がなくなります。
おいしいワインを比較的低価格で楽しめるからこそ、チリ産ワインは日本市場で成功しました。
3.チリは人件費が安いので、生産コストが安い
↓
チリは南アメリカでは比較的裕福な国ですが、いわゆる先進国に比べると経済的にはこれから発展していく国の一つです。物価が安く、人件費を含めてワイン造りにかかる費用が安く済んでいます。
さらに、
大規模生産により生産コストが安いのも要因の一つです。
チリのワイナリーは、もともと裕福な大地主などが手がけていたため、他のワイン先進国と比べて大規模生産を行なっています。
大規模のため生産効率が高く、生産コストを抑えられるので、価格も安く抑えられます👍👍
皆さんのお気に入りワインも教えてください
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