本日はワインの記事です。
ワインの記事は今回は初投稿です。私もワインに携わる仕事を始めて間もなく1年。
それまではほとんどワインを飲んだことなくワインについては全くと言っていいほど無知でした。
ワインについては専門用語も多く、なんとなくこの用語は聞いたことはあるけれど、、、詳しくは知らないという感じでした。
そのため、ワイン初心者の視点から、実際に私が飲んだワインを題材にしてワインの知識を楽しく広げてけるように「本日の豆知識」として出来るだけ分かりやすい表現を使って解説ししていきます。
~ この記事の目次~
本日の題材ワインについて
本日の題材ワインは、
昨年11月に私が訪問してきた🚅
岩手県にあるエーデルワインの
「Kagumi かぐみ」(赤 中口)👏👏
華やかな香りと、適度なタンニン(渋味)があります。最近は甘めのワインが多かったので新鮮味がありました👍👍
スクリューキャップなので、コルク抜きも不要で手で開けられます。
容量 : 720ml(スクリューキャップ)
タイプ : 中口(ミディアムボディ)
ぶどう品種 :メルロー、キャンベル
第10回国産ワインコンクール銅賞受賞ワイン
本日のワイナリー紹介「エーデルワイン」
「エーデルワイン」は私の中ではとてもお気に入りのワイナリーです^_^^_^
「エーデルワイン」で使用しているぶどう🍇は全て岩手県産という”こだわり”があります👍👍
所在地 :〒028-3203 岩手県花巻市大迫町大迫10-18-3
ワイナリーでは、工場見学(要予約)も出来ます。
工場見学では、ワインのビン詰・醸造・樽熟庫の見学コースに沿って楽しめます。
お洒落なショップもあり、
お気に入りのワイン🍷はその場で購入出来ます。
工場見学時間 : 10:00~15:00
休館日 : 年末年始(12月31日~1月3日
連絡先 : 電話・FAX(0198-48-3200)10名以上ご予約ください。
工場に併設されている「ワインシャトー大迫」では無料試飲も出来ます。
また、「ワインシャトー大迫」内のテイスティングルームでは、風味、味わい、希少価値など様々な個性を持ったワインを有料ですが、試飲出来ます。
エーデルワインにお立ち寄りの際は、ここでしか出会うことのない特別なワインを味わってみてください。
*現在は新型コロナウイルス感染症予防対策として、当面の間、工場見学及び店内試飲を中止しています。再開は上記連絡先に直接ご連絡ください。
訪問前に必ずご確認ください。
エーデルワインホームページ載せておきます🙆♂️
本日の豆知識
①日本ワインコンクールとは❓
(にほんワインコンクール, Japan Wine Competition)は、日本で栽培されたぶどう🍇を100%使用して生産されたワインを対象としたコンクール。
2003年に初開催され、2014年までは国産ワインコンクール(英語名称は2015年以降と同じJapan Wine Competition)と呼ばれていましたが、2015年に日本ワインコンクールに変更されました。
ちなみに、2020年のにつきまして、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により、外国人審査員の招へいや関係者の皆様の安全、スケジュール等を勘案し、中止となりました。
②日本ワインと国産ワインの違いは?〜
「日本ワイン」とは
日本国内で栽培されたぶどう🍇を100%使用して、日本国内で製造したワインの事です。
「国産ワイン」とは
海外から輸入したブドウや濃縮果汁を使用して国内で製造されたワインを「国産ワイン」と呼んでいます。
つまり、海外から輸入したぶどうや濃縮果汁を使っていても、日本国内で製造されれば「国産ワイン」と表示が出来ます。
私も日本ワインも国産ワインも同じだと認識でした💦💦
実は、このようなルールが出来たのはごく最近のこと。
国税庁がこの表示ルールを策定したのが、2015年10月。
この法律が完全に施行されるのは、そこから3年後の2018年10月でした。
世界には、「ワイン法」という、ワインを明確に区別するルールがありますが、日本にはそれがありません。
「日本ワイン」を定義する明確なルールがなく、「国産ワイン」として販売されるワインは業界の自主基準を使用していました。
そのため、「日本ワイン」として販売されている商品の中にも、海外から輸入したブドウや濃縮果汁を含んでいるものがありました。
2つの違いが消費者に正確に伝わらず、日本産ブドウで造られたワインと海外産ブドウで造られたワインを区別すべきという流れからこうした表示ルールが設定されたようです。
更に、「日本ワイン」を定義するのと同時に、産地名、ブドウ品種、収穫年に関してもルールが設けられました。
産地に関しては、地域で育てたブドウを85%以上使用した場合に限り産地名をラベル表示できるようになりました。
③ぶどうの品種
メルロー(Merlot):
〜概要〜
フランスのボルドーを原産地とする赤ワイン用ぶどう品種です。プルーンのような、熟した黒い果物の香りがします。酸味やタンニンは強くなく、芳醇でまろやかな味わいです。
渋い赤ワインを飲み慣れない方でも飲みやすいぶどうの一つです。
キャンベル(Campbell):
〜概要〜
アメリカのキャンベル氏によって育成された品種で、日本には1897年(明治30年)頃に日本に入ってきました。
新潟県の川上善兵衛氏によって導入されたとされています。川上善兵衛氏は「日本のワインぶどうの父」とも呼ばれている人で、現在も新潟のワイナリーとして知られる岩の原葡萄園の創始者です。
〜味の特徴〜
果皮は黒っぽい紫色、甘みと酸味もある品種で濃い味わいが楽しめます。
④タンニンとは?:
日本ワインにおける「タンニン」とは一言で言うと「渋み」の事。「タンニン」は「ポリフェノール」の総称です。
タンニンが豊富ということは、そのワインはポリフェノールの含有量が多いという事になります。
種子に多く含まれる渋み成分であり、ぶどうの皮や種を一緒にして作る赤ワインに多く含まれています。
白ワインでも木樽に入れて寝かして作ったものは微量の「タンニン」が含まれます。